人生の中でそう着る機会があるわけではありませんが、1度は着てみたい着物。女性の方などは、一生に一度の結婚式の際など、ここぞ!というときに着物を選択する方も多いと思います。
そんな時、せっかく着物を着るならピアス等のアクセサリーをと思っている方も多いのでは?
しかし、ちょっと待ってください!
『そもそも日本伝統の衣文化である着物にピアスやイヤリングを付けてもマナー的に大丈夫なの?』
せっかくの晴れ舞台で失敗はしたくないですよね。今回は着物を着るときのピアス、イヤリング装着時のマナーを紹介していきます。
Contents
気を付けるべき3つのポイント!
①あくまで着物が主役
一番大事なポイントは『あくまで着物が主役であり、着物の邪魔をしてはいけない』ということです。当たり前ですね。
ですのであまりに大きいピアスなどは控えましょう。
また、基本的に着物を着る際に宝石類は NG とされています。
どうしても付けたい場合は「パール」がぎりぎり大丈夫なラインではないでしょうか?
②レンタル着物の場合は慎重に
レンタルの場合はとにかく着物を傷つけないことが最重要になります。ロングピアスなどは着物に引っ掛ける恐れがあるので避けましょう。
他にも着物を傷つけたり汚したりする可能性のあるアクセサリーは付けないほうがいいです。
クリーニング代やお直しが高額になるかもしれませんし、何よりトラブルの元です。小さいピアス、イヤリングにして無駄なトラブルは避けましょう。
③結婚式で着物を着る場合は来賓の方に合わせよう
結婚式で着物にピアスなどを付ける場合、特に気を付けなくてはなりません。親族の方々、来賓の方々の中には高齢の方もいらっしゃるはずです。
『高齢の方ほど着物にアクセサリーを合わせるのを嫌う傾向があります』
昔は今ほどアクセサリーを付ける方が少なかったですし、「由緒正しい着物にアクセサリーなんて!」という考えの方が多いのでしょう。
時代の流れとともに考え方が変わっていくとは思いますが、今の段階では気を付けるに越したことはないでしょう。
また、ゆらゆら揺れるタイプのロングピアスやイヤリングは結婚式では NG という方もいます。
これは『家庭が揺れる』という意味になり縁起が悪いからだそうです。(※諸説あります)ご祝儀を 2 で割り切れない数にするのと同じ感覚でしょうか。
こちらも正式なマナー違反ではありませんが、一応控えたほうがいいでしょう。
じゃあどんなピアスやイヤリングなら大丈夫なの?
今までの説明をまとめると、主張しすぎずあくまで着物を引き立てるピアス。
そこでおすすめなのが上記の「つまみ細工コットンパールのピアス」と「透明の涼しげフラワーピアス」
これらのお花をモチーフにしたピアスは、着物をより美しく彩ってくれます。
『mi』でおすすめの着物に合わせたいピアス(イヤリング)はこちら


『mi』で取り扱っているアクセサリーは1500年の伝統のある越前和紙を使用して作られています。
「和紙」と「着物」合わないわけがないですよね!
日本の伝統的な着物と和紙をアクセサリーで今風に合わせてみてはいかがでしょうか?
特におすすめなのが上記の手毬風ピアス(3size)の S サイズ!
5 種類の和柄からお好きな柄をお選びいただけますし、和柄が着物を邪魔せずに引き出してくれます。
パール付きもご用意していますよ!
マナーを守って最高の晴れ舞台を
今回は着物とピアスのマナーについて紹介させていただきました。
正しいマナーをしっかりと理解して、ここぞ!というときに上手く着物とピアスを合わせてみましょう!